こちらの記事でも書いたように、2019年末に購入した Onemix 1S ですが、老眼鏡の必要な身としては小さな画面が使いづらいところもありつつも、変なレイアウトのキーボードに慣れてくると、本体だけを気軽に持ち運べる便利さがなかなかいい感じになってきていました。
ですが、そうした矢先、正確な時期を覚えていませんが4月頃(2021年4月頃)からだったかな、どうもキーボードが正しく反応しなかったり、うまくシャットダウンができなかったりと全体的に挙動が不安定になってきました。で、6月だったか7月頃になると、Windows の起動はするけど、パスワードを入力しようとすると、キー入力が一切できないという状態になってしまいました(とはいえ、なぜかエンターキーだけ入力できたりするよくわからない状態になってました)
ということで、日本の正規代理店のテックワンに連絡して、修理をお願いして、無事に復活したので、一連の流れで気づいたことをメモっておきます。
修理前のPCの状態
修理前はこんな感じになってました。
- onemix 1s 本体のキーボードでは、文字(アルファベット、数字、記号)が入力できない
- WIndows 起動後、画面をタッチして表示されるソフトウェアキーボードでも、文字が入力できない
- USB 接続の外付けキーボードをつけても文字が入力できない
- 本体のポインターは問題なく動作する
キーボードからの文字の入力ができないのに、なぜかエンターキーは有効だったりします。
あと、OSは、 Windows Home の 20H2 ( 2004 だったかも)だったと思います。
テックワンのサポートへの問い合わせ
さすがにこれだと話にならないので、テックワンのサポートに連絡しました。
症状を伝えると、UEFIのリカバリー(工場出荷状態へ戻す)を試してくださいと連絡が来ました。
UEFI画面には、電源投入時にDELキー(ESCキーでも入れるそうだ)を押すと入れるとのことです。 キーボードが不調なので、入れるかな?と心配でしたが、何度か試すとうまく入れました。
これならいけるかな?と思いつつ、メニューを選択しようとすると、やっぱりキーボードが正しく認識されません。 念のため、外付けキーボードでも試したのですが、やっぱり駄目です。
というやり取りをサポートさんとやったのち、内臓キーボードやトラックポインターに不具合があると外付けキーボードでもうまく操作できないことがある、との連絡が来ました。
なるほどね。ということで、キーボードの交換を依頼することになりました。
修理
修理したいです、という旨をサポートさんに伝えたところ、修理に必要な金額の見積もりが来ました。 いろいろ費用があり、合計でおおよそ2万円弱ってところでした(金額は個別のケースで変わる可能性があるので、あくまでも一例として示しておきます)。
出費は痛いところでしたが、このまま文鎮にしておくわけにもいかないので、お願いすることになりました。あ、これとは別に、PC送付に関わる送料はこちら負担です。
PCを送ってから、しばらくすると、サポートさんから、キーボード交換で問題が改善したと連絡がありました。これで、一安心です。
修理後
で、返却されたPCを立ち上げてみると、OSが初期化されていました(修理依頼の際にその旨書いてあったので、想定内です)。
ですが、再セットアップしようとしたら、 Microsoft アカウントを作らないと進めないようになってしまいました。以前は、『ローカルアカウントを作る』みたいな項目があったような気がしたのですが、なくなったのかな?
これは困ったなと思って、ググってみると、
Windows 10の初期化時にMicrosoftアカウントでの強制サインインを回避する方法 (ローカルアカウントを作成する方法) – こまめブログ
の記事があり、一旦インターネット接続を切ると、ローカルアカウントでのセットアップ画面が現れるということです。
WiFI 接続だったので、いったん WiFi ルータの電源を落として、試してみると、無事にローカルアカウントをセットアップすることができました。
なお、起動後のOSは 1803 だったので、何度か WIndows Update をかけて 20H2 にまで上げました。
あとは、必要なソフトをインストールしたりして、もうちょいセットアップすれば終わりです。 ということで、とりあえず無事に使えるようになりました。