グラフを書きたくなったので、 Graphviz をインストールしました。一連の作業時のメモです。
なお、下記の記事を参考にしています。
テキストデータをグラフ画像に変換するツール「Graphviz」ことはじめ | DevelopersIO
Graphviz のインストール
wsl ならインストールは簡単です。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ sudo apt install graphviz
テスト
test.dot というファイルを用意します。
// graphviz test file // ref // https://dev.classmethod.jp/articles/graphviz-beginner/ // strict graph { a -- b c -- d }
png 形式でファイルに出力します。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ dot -Tpng test.dot -o test.png
こんな感じでグラフが作れます。
ただ、このままだと日本語は表示できませんでした。
日本語フォントのインストール
というわけで、日本語フォントをインストールします。wsl2 でも Ubuntu と同じようにインストールすればよいようです。
下記の記事などを参考にして、
インストールしてみます。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ sudo apt install fonts-ipafont fonts-ipaexfont
IPA フォント IPAex フォントについては、下記などをご参考にしてください。
IPAexフォントおよびIPAフォントについて | 一般社団法人 文字情報技術促進協議会
dot ファイルでのフォントの指定方法は、こちらの記事などを参考にしました。下記の dot ファイルを処理させると、
strict graph { node [shape=circle, fontname="IPAexGothic"] a [label="あ"] a -- "日本語" }
問題なく表示できました。
ちなみに、 fontname が実際にどのフォントを指しているかを見たければ、 -v を付ければこんな感じに表示されます。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ dot -Tpng japanese_valid.dot -o japanese_valid.png -v dot - graphviz version 2.43.0 (0) (中略) fontname: "IPAexGothic" resolved to: (PangoCairoFcFont) "IPAexGothic, Regular" /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf (後略) mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$
あとは、dotファイルの書き方を調べていけば、いろいろと書けるようになりそうです。