プログラマーのメモ書き

伊勢在住のプログラマーが気になることを気ままにメモったブログです

Graphviz のインストール

グラフを書きたくなったので、 Graphviz をインストールしました。一連の作業時のメモです。

なお、下記の記事を参考にしています。

テキストデータをグラフ画像に変換するツール「Graphviz」ことはじめ | DevelopersIO

Graphviz のインストール

wsl ならインストールは簡単です。

mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ sudo apt install graphviz

テスト

test.dot というファイルを用意します。

// graphviz test file
// ref
//   https://dev.classmethod.jp/articles/graphviz-beginner/
//
strict graph {
  a -- b
  c -- d
}

png 形式でファイルに出力します。

mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ dot -Tpng test.dot -o test.png

こんな感じでグラフが作れます。

f:id:junichim:20211015115547p:plain

ただ、このままだと日本語は表示できませんでした。

日本語フォントのインストール

というわけで、日本語フォントをインストールします。wsl2 でも Ubuntu と同じようにインストールすればよいようです。

下記の記事などを参考にして、

インストールしてみます。

mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ sudo apt install fonts-ipafont fonts-ipaexfont

IPA フォント IPAex フォントについては、下記などをご参考にしてください。

IPAexフォントおよびIPAフォントについて | 一般社団法人 文字情報技術促進協議会

dot ファイルでのフォントの指定方法は、こちらの記事などを参考にしました。下記の dot ファイルを処理させると、

strict graph {
  node [shape=circle, fontname="IPAexGothic"]
  a [label="あ"]

  a -- "日本語"
}

f:id:junichim:20211015121526p:plain

問題なく表示できました。

ちなみに、 fontname が実際にどのフォントを指しているかを見たければ、 -v を付ければこんな感じに表示されます。

mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ dot -Tpng japanese_valid.dot -o japanese_valid.png -v
dot - graphviz version 2.43.0 (0)
(中略)
fontname: "IPAexGothic" resolved to: (PangoCairoFcFont) "IPAexGothic, Regular" /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf
(後略)
mor@DESKTOP-DE7IL4F:~/tmp/graphviz$ 

あとは、dotファイルの書き方を調べていけば、いろいろと書けるようになりそうです。