Windows のローカルドライブのバックアップ先として、 NAS 上に作った iSCSI ドライブを WIndows 上にマウントして使っています。
こちらの記事で書いたように、バックアップ先になる NAS の容量を増やしたので、バックアップの内容を見直したので、その際のメモ書きです。
rsnapshot.conf の修正
見直したバックアップの内容というのは、具体的には、 こちらの記事で書いた WSL 上の各種設定ファイルを rsnapshot でバックアップするという件に関するものになります。
いままでは、 WSL を使った作業は一時的なものが多かったことなどがあり
backup /home/mor/ localhost/ +rsync_long_args=--exclude=/home/mor/work/ --exclude=/home/mor/tmp/ --exclude=.cache/
のように WSL 側の作業ディレクトリ(/home/mor/work/)をバックアップの対象外としていました。
しかし、最近は WSL 上での(仕事としての)作業も増えてきていたので、これ幸いと、 WSL の作業ディレクトリもバックアップ対象に加えることにしました。あと、ついでに、バックアップ先のフォルダも少し見直しました。
そんなことで、最終的に、こんな感じになりました。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:/etc$ diff rsnapshot.conf.20240415bak rsnapshot.conf 23c23 < snapshot_root /mnt/e/backup/ --- > snapshot_root /mnt/e/backup/wsl/ 233c233 < backup /home/mor/ localhost/ +rsync_long_args=--exclude=/home/mor/work/ --exclude=/home/mor/tmp/ --exclude=.cache/ --- > backup /home/mor/ localhost/ +rsync_long_args=--exclude=/home/mor/tmp/ --exclude=.cache/ mor@DESKTOP-DE7IL4F:/etc$
rsnapshot.conf を修正したので、設定ファイルに問題がないか確認しておきます。
mor@DESKTOP-DE7IL4F:/etc$ rsnapshot configtest Syntax OK mor@DESKTOP-DE7IL4F:/etc$
問題ないですね。
既に、 cron で rsnapshot を動くようにしているので、この状態でしばらく待って、バックアップ先が作られていることを確認します。何時間か待つと、無事に hourly のバックアップが作られました。
これで、安心して WSL で作業をできますね。