先日、仕事が立て込んでいたので、休みの日の昼過ぎに仕事場に行くと、ピーピー音が鳴ってます。
あれ?やばそうだな、多分この手の音はUSP関係だろうな、と思いつつ仕事部屋に入ると、案の定、UPS(OMRON BW55T)から音がしていました。
LCDインジケータを見ると、こんな感じです。
(上記はブザーを止めた後の状態です)
とりあえず、一番上のボタン(「ブザー停止 / 決定」スイッチ)をおしたら、ブザーは止まりました。嫌な感じに赤いマークがついてますね。
メインのPCは、これにつながっているのですが、電源を入れると一応問題なく動きます。なので、この状態でオムロンのページを見てみると、上記の赤いインジケータは『バッテリーの交換サイン』とのことです。
ということで、 ORMON の UPS もバッテリーを更新したのですが、こちらは初めての作業だったので一応メモっておきます。
交換用バッテリーの発注
とりあえずは交換用バッテリーを手に入れます。この機種は、購入後3年なら、無償で交換してくれるそうなので、改めて調べてみると、2019年9月に購入しています。ということは、おおよそ4年半使っている計算になりますかね?
この機種のマニュアルを見ると、室温25℃で5年が期待寿命と記載されています。この仕事部屋は、夏場は西日でめっちゃ暑くなるので、まあ妥当な寿命といったところでしょうか?
ということで、交換用バッテリー BWB55T を注文して、しばし到着をまちます。
BWB55T|製品情報|OMRON 無停電電源装置(UPS)
交換作業
交換用バッテリーが到着したら、早速作業です。
まずは、 UPS につながっているコンセントを全部抜いて、UPS を停止します。次に、 UPS 本体も AC コンセントから抜いておきます。
で、 UPS を引っ張り出してきて、カバーを開けます。カバーは工具もいらず、ずらせば簡単に外せました。
で、ラペル(写真の PULL と書いてあるシールっぽいやつ)を持って、おもむろにバッテリーを引き出します。
横からだとこんな感じ。
あとは、端子を外して、新しいものと入れ替えて再度端子を接続して、格納します。
端子のコードがそれなりに長いので、 APC ES-550M1 のバッテリー交換の時よりも簡単な印象です。
自己診断とバッテリー寿命カウンタのリセット
BWB55Tの製品ページにも書いてありますが、バッテリーの交換が終わったら、自己診断とバッテリー寿命カウンタのリセットという作業を行う必要があるそうです。
この手順によると、 AC プラグをコンセント(商用電源)から抜いた場合は自己診断を行う必要はないみたいなのですが、一応やっておきます。
UPS を元の位置に戻して、 AC プラグをコンセント(商用電源)につなぎます。すると、このタイミングから、ブザー音が鳴り始めます。「ブザー停止 / 決定」スイッチを押しても、鳴りやんでくれません。これには困りました。
仕方ないので、手順通りに作業を進めます。作業自体は手順通りに行っていけば問題なく終わったのですが、ボタン長押し、のタイミングが長すぎてもうまく反応してくれなくて、ちょっと手間取ってしまいました。
無事に、自己診断とバッテリー寿命カウンタのリセットが完了したら、 UPS 背面のコンセントに機器をつないで、最後に UPS 本体の電源スイッチを入れれば、 UPS 再開です。
後始末
さて、交換後のバッテリーは引取サービスとかあるかな?と思っていたら、バッテリー引取の用紙が入ってました。
ということで、こちらに必要事項を記入して返送しておきました。ちなみに、ネット上にも、引取についてちゃんと説明がありましたので、事前に詳細を知りたい方は下記などを参考にしてください。
リプレイスサービス|サポート/サービス|OMRON 無停電電源装置(UPS)
まとめ
バッテリー交換のサインが出ても、交換用バッテリーが来るまでは普通に使えるのはありがたいですね(もちろん、 UPS としては機能していませんが)。
たぶん、また4年後ぐらいに交換することになるんでしょうが、きっと忘れていて、またブザーが鳴ってる、とびっくりすんでしょうね。