先日、2021年6月20日(日)に、第23回伊勢IT交流会を開催しました。
前回に引き続き今回もオンラインでの開催としました。
で、前回のイベント時には、SpatialChat というWebサービスを利用したのですが、こちらの記事にまとめたように、LT 等の画面共有時にまともに映らないというトラブルがありました。
せっかく、LTをしていただいているのに、これはまずいな、ということで、一旦 SpatialChat をやめて、他のサービスを使うことにしました。
選んだのは Skype Meet Now です。これを選んだ理由は、
- 3人以上での会議でも2時間以上(24時間まで)開催できる
- 参加者に Microsoft アカウントや Skype アカウント などのアカウント登録が不要
というのが決め手でした。
Skype 自体は昔からあるサービスなのでいままで利用したことあるのですが、この Skye Meet Now を多人数で利用したのは初めてでしたので、今回も思ったことをまとめておきます(あくまでも私の主観ですのであしからず)。
会議の開催
Skype Meet Now は簡単に利用できます。 Webページを開いて、
会議名を入力後、『無料のビデオ通話を作成する』を押せば、
のように、招待用URLが表示されます。
あとは、この招待用URLを参加者に送ってクリックしてもらえばOKです。
Skype クライアントからの開催
Skype がインストールされていれば、そちらから会議を開催することもできます。
Skype のクライアントアプリを起動して、『会議』をクリックすると『会議をホスト』というメニューが表示されるので、そちらをクリックします。
すると、先ほどのブラウザと同様に、会議のURLが表示されるので、これを参加者に送ればOKです。
参加者側の操作
参加者側は、送られてきたURLをクリックすれば、ブラウザで会議に参加できます。
もし、PCに Skype がインストールされていればそちらで参加することもできます。
簡単ですね。
スケジュールした会議の開催
非常に簡単に会議を開催することができるのですが、会議は一度作成したら、そのままずっと使えます。 言い換えれば、指定日時に会議を開始するとか、一度作成した会議を削除するとか、ということができません。
なので、使い方がちょっと微妙だな、という用途もあるかもしれませんので、ご注意ください。
会議中の注意点
今回の参加者は最大時で8名でしたが、大きなトラブルはなかったです。
(下記の通話終了問題以外で)イベントの途中で回線が切れることもありませんでした。映像は時々カクカクしてました。一方、音声は特に問題なかった印象です。
とはいえ、トラブルというほどでもありませんが、 このツールも注意するべき点がいくつかありました。
- LT 発表者が発表が終わり画面共有を終了しても、カメラが自動的にオンにならない(なので、誰かが教えてあげるまで発表者が映らない状態になってしまった)
- 会議参加者の誰かが、表示方法の『一緒モード』を選択すると全員の表示が一緒モードになってしまった
- 自分だけ会議を終了しようと思い、下記画像にある赤い受話器のボタンを押すと、会議全体が終了してしまう
一緒モードみたいなものは、個別に設定できるといいのに、なんで全員が切り替わるんですかね?(単なる不具合?)
ネットの記事などを見ると、『一体感を増す』ためとかあるんですが、この手のものは個々人の好みがあるので、もしこれが使用なら正直微妙だな、と思ってしまいます。
まとめ
今回の伊勢IT交流会は、LTが少なめだったこともあり、結構雑談してました。 Skype Meet Now 固有の問題ではないのですが、zoom とかも含めて、オンラインミーティングツールって、参加者間で雑談するのには向いてないんだよな、というのを改めて感じました(しゃべってる一人が全体の話題を支配してしまう)。
この点は、やっぱり SpatialChat のようなアプローチのほうが優れてるなと感じました。
次回はどうするかな?
LT部と雑談部で使うツールを変えたらどうだとうか?と思っているのですが、それも参加者の方には煩雑になりそうでなんだかなー、と思っているのが今のところです。
もっとも、これだけのものを無料で使えるということ自体がありがたいことなんで文句ばっかり言えないんですけどね。
いずれにせよ、次回開催予定の年末・年始までには(無料で使える)いいツールが出てきていることを期待してます。