ずいぶん前に設定したのですが、書いてなかったのでメモ書きです。
開発環境として esxi 4.1 上で Ubuntu Desktop (12.04, 64bit) 版を使ってます。作業用のWindowsから、VSphere Client のコンソールで接続して使うと、いまひとつ応答が遅いので開発作業にはいまひとつです。
Windows側に、X Server を立ち上げてubuntuに接続したり、VNCクライアントをいれればいいのですが、作業用Windowsにあれこれいれるのも面倒。で、Windowsのリモートデスクトップで接続できないかと調べてみると、xrdp というパッケージを使えばどうもできそうです。
ま、ほぼ答えがこの記事にありました。
第208回 Ubuntu 10.04/Xubuntu 11.10でxrdpを使用する
設定は、簡単。上記リンク先に書いてあるように、
sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/xrdp sudo apt-get update sudo apt-get install xrdp
とすれば、終わりです。
あとは、Windowsのリモートデスクトップから接続すると、パスワードを求められるので入力すると問題なくデスクトップが表示されます。
Windows側にある標準のリモートデスクトップで接続できるので楽ですね。
2014/6/23追記
このままだと、Ctrl+dを押したときに、ウィンドウが閉じて、デスクトップが表示されます。Ctrl+dを入力しないといけないアプリケーションを使っていると、事実上使えなくなってしまいます。
これは、
にあるように、『システム設定』→『キーボード』→『ショートカット』→『ナビゲーション』→『すべての通常のウィンドウを隠す』のショートカットキーを、Ctrl+Alt+dなどに変えれば問題ありません。
おまけ
最初は、この記事にあるプライベートパッケージを使うのではなく、Ubuntu標準のパッケージをインストールしてみました。
このままだと、日本語設定に問題があるので、
を参考にキーマップをあれこれ触ったのですが、うまくできませんでした。
・・・と思っていたのですが、先ほど別の仮想マシンの設定を確認したら、xrdp 0.5.0 の日本語キーマップ のサイトのキーマップを使って定義していました。おかしいな、たしか昔は駄目だったんですが・・・
いずれにしても、キーマップを整えればxrdpが使えるようになります。