プログラマーのメモ書き

伊勢在住のプログラマーが気になることを気ままにメモったブログです

Google Play で公開したアプリの削除依頼をしてみました

Android でアプリを作れるようになると Google Play で公開したくなりますよね? アプリにも寿命があり、ある時期を過ぎると、終わってしまうこともあると思います。

Google Play Console 使ったことのある方はわかると思いますが、 Google Play Console ではアプリを非公開にすることはできても、アプリを削除することはできません。なので、アプリの削除はできないと思っていたところに、先日調べ物をしてネットの情報を見ていたら、下記の記事で削除ができたということが書いてありました。

アプリ開発ラボ ラストシューティング: Google Play Consoleからアプリを「非公開」ではなく「削除」する方法

なるほど、別途 Google に申請すれば削除できる(場合がある)ということのようです。

もう少し調べてみると、 Google のヘルプにアプリの削除について書かれている記事がありました。

公開に関する問題 - Play Console ヘルプ

ここには、

アプリがどのデバイスにもインストールされていない場合は、アプリのデータを完全に削除するようGoogle のサポートチームにご依頼ください。

とあるので、自分の場合も、非公開にしたアプリがいつまでも表示されるのが煩わしいので、リンク先のフォーム(下記URL)から申請してみました。

App publishing issues - Play Console Help

今回申請した削除対象のアプリは、自分で立ち上げたある Web サービスをスマホから利用する場合に用いるクライアントアプリになります。いろいろあって大元の Web サービスを閉めてしまったので、このクライアントアプリも不要になったという次第です。

アプリの公開時、テスト用ですがアプリをインストールしたことがあるので、条件を満たせるかどうか微妙ですが、申請してみました。

申請方法は、上記の記事と同じで、必要な項目をフォームに埋めていきます。デベロッパー名、デベロッパーアカウントIDなどは、 Google Play Console で表示させることができます。

『以下の一般的な問題やリクエストから選択してください』で、『アプリの削除をリクエストしたい』を選択しておきます。

その下の『どのようなことでお困りですか?』にはアプリの削除をリクエストした理由を記載します。

『問題のトラブルシューティングに役立つスクリーンショット』も必須項目になっているので、 Google Play Console のスクリーンショットをつけて、どのアプリのことかがわかるようにしておきました。

申請すると、結構早く結果が返ってきて、今回は削除できない、とのことでした。うーむ。

メールに書かれていた削除できる条件を書いておくと、

  • アプリが良好な状態である(否承認、ブロック、停止されていない)
  • アプリのインストール数が全期間を通じて 0 である
  • アプリが審査中ではない
  • アプリが 24 時間公開停止状態である(インストール数が 0 になるようにしてください)

とのことでした。

このアプリは、製品版ではなくオープンテストとしての公開だったのですが、それでも過去にインストールしたユーザーがいれば、削除申請は受け付けられないとのことです。テストでも駄目なのか。厳しいなー。

とはいえ、製品版にしていないアプリや、クローズしたサービスで利用するアプリについては、もうちょっと状況に応じてアプリの削除を認めるようにしてほしいものです > Google さん

スマホで SIM を認識しくなった件

つい先日の休みの日、家に帰宅後スマホを見ると、『SIMカードがありません』みたいな表示が出ていました。

スマホをポケットとかに入れていて、たまに変な操作をすることがあるので、データ通信をオフにしてしまったのかと思い確認しても、オフになっていません。 ちょっと不思議に思いながらも、ずいぶんと古い端末(中古で買った Nexus 6P )なので、一度再起動してみることにしました。でも、症状は変わらずです。 いまの回線契約は IIJ mio のギガプランなので、こちらから障害情報がないか確認しても、なにもありません。

さて、困ったぞ、となったので、ネットを探すと、一度 SIM を差し直せというのがありました。

同じ日、昼間買い物に出かけていた時は問題なく使えていたし、外出先で SIM 周りなんて触らないので、半信半疑ながら、試してみます。

  1. 端末の電源を切ります
  2. 端末横の SIM スロットにある取り出し穴をピンで押します(手順もありました)
  3. SIMカードトレイのSIMを一度取り出します
  4. SIM の接触面を眼鏡拭きの布で軽く拭きます(静電気や傷つけるのに注意)
  5. SIM を SIM カードトレイに載せて
  6. しっかりと奥まで差し直します
  7. 端末の電源を入れなおします

すると、問題なく電波を拾うように復活しました!

SIM 差し直しの時、裏表が分からなくなったので、写真と一緒にメモに残しておきます。

にしても、こんなこと、あるんですね~。

Android エミュレータを複数ディスプレイのメイン以外に移動させるとフリーズする

タイトルの通り、 Android のエミュレータを起動して、メインのディスプレイ以外に移動させようとすると、隣の画面に映ったとたんにエミュレータがフリーズします。

こちらの記事で3画面化の話を書きましたが、それ以前から問題は起きていたので、グラボ関係とは別問題だと思います。

まあ、今までは一度フリーズしても、次にエミュレータを起動するときに Cold boot をさせれば、メインディスプレイに表示されてそのまま動いていたので、若干不便でしたが使ってきてました。

ところが、先日エミュレータを起動したままディスプレイの電源を切ったか何かのタイミングで、エミュレータがメイン以外のディスプレイに表示されました。後日、このエミュレータを起動しようとすると、どうにもメインディスプレイに戻りません。

ということで、これへの対応方法を検討しなくてはならなくなったので、調べてみたことをメモっておきます。

環境は下記のとおりでした。

  • Windows 10 21H2
  • Android Studio 4.1.3

解決方法

ググったら、割とすぐに解決方法が見つかりました(ずばり、下記記事です)。

android - AVD Crash on second monitor - Stack Overflow

なるほど、 Open GS EL renderer の設定の問題なんですね。

デフォルトでは、

f:id:junichim:20220203115741p:plain

のように、 host で検出したものを使うとなっているのを

f:id:junichim:20220203115858p:plain

ANGLE(D3D11) に変更するとよいとのことです(要エミュレータの再起動)。

試してみると、メインディスプレイ以外でも問題なく表示できるようになりました。

起動しないエミュレータの場合

上記のやり方は、エミュレータが起動している場合にしか使えません。今回のように、メインディスプレイに持ってくることができなくてエミュレータが起動しない場合は、設定そのものが変更できません。

この場合、問題のあるエミュレータのディレクトリ直下にある『 hardware-qemu.ini 』ファイルをテキストエディタで開いて、

hw.gpu.mode = host

となっている個所を

hw.gpu.mode = angle_indirect

に変更してから、エミュレータを起動( Cold boot )したら、無事立ち上がりました。

これが、正しい設定方法かどうかはわかりませんが、お困りの方、何かのご参考にしていただければと思います。