プログラマーのメモ書き

伊勢在住のプログラマーが気になることを気ままにメモったブログです

『なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー』を読んで

ブクログからの感想移行記事です。

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基本データ

  • 対象

  • 感想を書いた時期: 2015/4/13
  • 当時の評価: ★★★★☆

感想

今までのレビューに関する知識は、実務経験を通じて得たもののみであり、言うならば『設計書を読んで問題のありそうなことろを指摘しあう』というものであった。しかし、本書を読んでみると、レビューとは何を目的として、どのような観点で準備を行い、どのように進めるべきであるか、などが詳しく記載されており、非常に示唆に富むものであった。特に、設計書全体を最初から読み進めながら指摘していくのではなく、事前準備と見つけるべき問題を意識してレビューを進めていくというのが新鮮であった。 すぐにこのような方法でレビューができないにしても、体系的なレビューとはどういうものか知っておくだけでも価値がある一冊だと思う。

『年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学』を読んで

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  • 対象

  • 感想を書いた時期: 2014/11/13
  • 当時の評価: ★★★★★

感想

タイトルだけだとある意味当たり前のことを書いてるように思えるので、大して面白くも無いかな?思ってました。が、いざ読み始めると、序章を読んだだけで、非常に刺激的でこれは面白い!となり、あれよあれよという間に読み終わりました。 特にイノベーション産業が周りに与える影響がこれまでの産業よりも大きいという指摘や、イノベーション産業の隆盛が非常に限られた地域で起こるという指摘が面白いと思います。 アメリカでの事例なのでそのまま日本に当てはまるわけではないにしても、IT系の仕事をしている人は一度読んでみるといろいろと刺激を受けると思います。

『経験ゼロでもできるプログラミング現場の単体テスト』を読んで

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  • 対象

経験ゼロでもできるプログラミング現場の単体テスト

経験ゼロでもできるプログラミング現場の単体テスト

  • 作者:片桐 一宗
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

  • 感想を書いた時期: 2013/5/26
  • 当時の評価: ★★★☆☆

感想

効率的な単体試験実施について、いろいろ知りたくて手に取りました。 本書の主要な内容は、単体試験の試験ケースそのものの考え方や作り方ではなく、単体試験の実施について、JUnitを利用して実現する方法でした(購入時に期待していた内容でした)。 また、本書の後半には、開発時に使うコーディング規約に関するツールの紹介などもあり、この方面の知識が十分でない場合は一通り目を通すことも悪くないと思います。 本書のタイトルに、『経験ゼロでもできる・・・』と付いているように、新人やテストツールを使っていない開発環境での開発者が読むと、効率的にこの方面の知識を得ることができると思います。