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プログラマーのメモ書き

伊勢在住のプログラマーが気になることを気ままにメモったブログです

QNAP TS-251+ の設定(HDD移設など)

QNAP NAS

以前の記事でQNAP TS-251+ を導入した話を書きましたが、その続きです。

ここでは、既存のNASからデータをコピーして、いろいろと設定してゆきます。なお、既存のNASは、Netgear ReadyNas Duo で 2TB HDD × 2台(RAID 1)構成となっています。

アンチウィルス

一応、有効にしておきます。ダッシュボードから『コントロールパネル』→『アプリケーション』→『アンチウィルス』を選択し、『アンチウィルスを有効にする』にチェックを入れれば終わりです。

f:id:junichim:20161011152700p:plain

既定の共有フォルダの設定

  • Public
  • Web
  • homes

があります。 PublicはゲストアカウントでもR/W OK としておきます。 Webおよびhomesは当面使う予定がないので、共有名を非表示にしておきます。

あと、disk01という共有フォルダを追加しておきます(名称は既存のNASから引き継いでいる共有名なので、深い意味はありません)

ユーザー設定

既存のアカウントは管理者用として置いておくので、日常使い用のアカウントを作ります。 ユーザーとユーザーグループを追加して終わりです。ただし、一つ注意しないといけないのは、GUIからは、uid/gidの変更ができません。ですので、他のNASと混在して使うなどの場合は、SSHでログインして変更してやします。

uid 変更

uidの変更はsshでログインしてシェルから変更します。ちなみに、gidも変更する場合もあると思いますが、今回の環境だとgidは同じだったので、省略しています。

[/etc] # cat passwd
・・・
mor:x:500:100:Linux User,,,:/share/homes/mor:/bin/sh
[/etc] # 
[/etc] # usermod -u 1002 mor
[/etc] # cat passwd
・・・
mor:x:1002:100:Linux User,,,:/share/homes/mor:/bin/sh
[/etc] # 

既存の公開ディレクトリの所有者も変更しておきます。既存の公開ディレクトリは、/shareを見るとシンボリックリンクが作成されているので、それからたどるのが早いと思います。

[/share] # ls
CACHEDEV1_DATA/ HDD_DATA/       HDH_DATA/       HDL_DATA/       HDP_DATA/       HDT_DATA/       HDX_DATA/       Web@
HDA_DATA/       HDE_DATA/       HDI_DATA/       HDM_DATA/       HDQ_DATA/       HDU_DATA/       HDY_DATA/       disk01@
HDB_DATA/       HDF_DATA/       HDJ_DATA/       HDN_DATA/       HDR_DATA/       HDV_DATA/       HDZ_DATA/       external/
HDC_DATA/       HDG_DATA/       HDK_DATA/       HDO_DATA/       HDS_DATA/       HDW_DATA/       Public@         homes@
[/share] # 

上記の場合なら、Public Web homes といったデフォルトのものと、自分で作成した disk01 という公開フォルダがあることが分かります。

それぞれの公開フォルダ内で

[/share/disk01] # chown -R mor ./xxxxx

のようにして、所有者を自分にしておきます。

データのコピー

さて、既存のNASからデータをコピーしてやります。PC経由で2台のNAS間のファイルコピーをしてもよいのですが、その間PCが実質的に使えなくなるので、ちょっとやめました。 ということで、既存のNAS(Netgear Readynas Duo )から TS-251+ に対して、バックアップ機能を使って、TS-251+の共有フォルダにファイルをコピーしてやります。 ユーザーが自分だけなので、これでもなんとかります。

コピー対象となるデータ量が、約150GB程度で、約5時間程度でコピーが完了しました。

実は、単純にファイルコピーを行う前に、Rsyncを使ったバックアップでデータのコピーをしようとしたのですが、これが信じられないぐらい遅かったです。一晩経って、15GBだったかな? 何か設定ミスがあったのかもしれません。

HDD の移設

さて、既存のNASのHDDが2TBあるので、それをTS-251+に移して、既存NASには新たに購入した1TBのHDDを入れて、家族のデータを保存するのに使う予定です。 TS-251+は、こちらの記事でも書いたように、テスト用に1TBのHDDが1台セットアップ済みです。 このあたりの状況をまとめておきます。

NAS名称 HDD台数
TS-251+ 1TB HDD 1台
ReadyNas Duo 2TB HDD 2台

これを

NAS名称 HDD台数 備考
TS-251+ 2TB HDD 2台
ReadyNas Duo 1TB HDD 2台 1台はTS-251+から、もう1台は新規購入済みのもの

となるように入れ替える予定です。

まず最初に、ReadyNAS Duo からHDDを取り出します。 ホットスワップに対応しているので、何も考えずにフロントベイから抜いてしまいます。あ、もちろん作業前にはバックアップは取ってます。

次に、TS-251+ の空いているスロットへHDDを追加します。 こちらもホットスワップに対応しているので、何も考えずにHDDを認識してくれます。

f:id:junichim:20161007005649p:plain

ただ、このままではHDDは認識しているものの未使用の状態です(この辺りはHDDを認識すれば、勝手にRAIDに組み込んで使えるようになる ReadyNas の便利さが実感できます)。 『ストレージマネージャ』→『ストレージ領域』を開き、自分のストレージプール(この場合は『ストレージプール1』)を選択して『管理』ボタンを押します。

f:id:junichim:20161007005945p:plain

さらに、表示された画面下部の『ストレージプール1のRAIDグループ』にある『管理』ボタンを押します。

f:id:junichim:20161007010103p:plain

すると、移行画面が表示されます。

f:id:junichim:20161007010131p:plain

この画面は、現在のシングルディスクの状態からRAID1の状態に移行するための画面になります。 画面下部の『適用』ボタンを押すと、追加したHDDを組み込んでRAID1を構成してくれます。問題なく構成が完了すると、こんな画面が表示されます。

f:id:junichim:20161007010343p:plain

2台のディスク容量が異なっていても問題ないのがいいですね。

あと、同様の手順を踏んで、2TBのディスク2台でRAID1を構成した状態にします。 でも、最初に作成したボリュームの容量から自動的には増えてくれません。 それを増やすために、

f:id:junichim:20161007013556p:plain

にある『管理』から『容量の拡張』を選択します。

f:id:junichim:20161007013630p:plain

画面下部にある『容量の拡張』ボタンを押すと、ストレージプールとして容量を増やしてくれます。 ちなみに、上部にある『変更』とは、ディスクを入れ替えるときに使うようです。

次に、ディスク領域を増やします。今回は、ディスク領域全体を単一のボリュームとして利用します。 ストレージマネージャを開いて、『ストレージ領域』→データボリューム(DataVol1)を選択します。 f:id:junichim:20161011155815p:plain

この状態で『管理』ボタンを押します。

f:id:junichim:20161011155839p:plain

上部に『ボリュームの拡張』ボタンがあるので、そちらをクリックします。

f:id:junichim:20161011155913p:plain

新規ボリュームサイズを入力することができるので、拡張後のサイズを入力します(今回は『最大に設定』ボタンで設定します)。 『適用』ボタン押下後、しばらくたつとステータスに『準備完了』と表示されれば、終わりです。

とりあえず、これで使い始めることができるようになりました。