プログラマーのメモ書き

伊勢在住のプログラマーが気になることを気ままにメモったブログです

ミラキャストでスマホで撮った映像をテレビに映す

ビデオカメラを持っていないのもあり、子供のイベントの時の写真とか動画はスマホで撮る派です。 ズームが厳しいとか、動き回る子供を撮るのに、そろそろスマホの動画撮影も厳しくなってきたので、ビデオカメラ買おうかそろそろ悩み始めました。

とはいえ、スマホで撮影する方式のいいところは、スマホは常に持ち歩いているので、特に用事もらなくふらっと実家とかに遊びに行った時も、気軽に動画を見せられるところですね。 でも何度かやってると、複数人で小さいスマホの画面をのぞき込むのは、実に見にくいと思うようになってきました。

そこで、スマホの画面をテレビに映して、みんなで見てもらえばいいんじゃないかと考えて、試してみたのをまとめておきます。

規格の選定

前提として、スマホは Nexus 5 (Android 6.0.1) になるので、Android で使えるものになります。 その他の条件としては、

  • 主に実家とかで使う
  • なので、WiFi などはない
  • 配線・接続も極力簡単なのがよい

というところです。

この条件で規格を探してみると、ミラキャスト (Miracast) が良さそうに思えます。Android 4.2 から対応しているようです。 最大のメリットとしては、WiFiを使ったP2P接続(WiFi Direct)なので、面倒なセットアップなどが不要、というところですね。

Chromecast も考えたのですが、調べてみた感じだとスマホとChromecast を同じ WiFi につなぐなどの必要がありそうだったので、やめました(理解が間違ってたらすいません)。

また、有線接続(Nexus5 だと SlimPort 接続)も考えましたが、スマホをもって自分一人だけテレビの近くに座る形になるのも嫌だったので、無線にしました。

使ってみました

で、早速、 Amazon で良さそうなミラキャストレシーバを探して買ってきました。

これですね。 買ったときはお値段も二千円ちょっととお手軽でしたが、この記事を書こうと思ってみてみたら、値段あがってますね・・・。

早速商品が到着したので、実際に使ってみようとすると、意外とデカい。 自宅のテレビは壁掛けで、背面にHDMIコネクタがある形状のため、つなげません・・・

仕方ないので、先日実家に行った際にテレビにつないでみると、電源(USBケーブル)が短い・・・ これは延長コードを使ってなんとかしのぎました。

実際のテレビとの接続はごく簡単。 テレビの入力をミラキャストレシーバをつないだHDMI入力に切り替えると、

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のような接続待機画面が出てきます(画像はPCのモニターで試したときのやつです)。

次に、スマホ側で、設定->ディスプレイ -> キャスト を選択(端末により変わると思います)して、表示されたミラキャスト端末(テレビの画面にSSIDとか表示されているのですぐわかると思います)を選択すると、接続が開始され、問題なく接続できれば、すぐにミラーリングが始まります。

スマホで撮影した動画を再生して見ましたが、たまに映像が乱れますが、概ね視聴に耐えられました。

まとめ

総じて、これは思ったよりいい買い物をしたなという印象です。 上記のような条件で使う分には、申し分ないと思います。

注意点を挙げると、

  • 本体が意外と大きいので、テレビとかの場所によっては接続時に干渉するかもしれません
  • 電源用のUSBケーブルが短い
  • スマホの画面自体をミラーリングしているので、アプリの通知などが来るとそのまま画面に出てしまう

ということで、個人的には、HDMI の延長ケーブルを一本買って、それ経由で本体をつなぐようにしました。なんかケーブルが増えてきて、最初に書いた『スマホなので気軽に見れる』というのからだんだん離れてきているのは、まあご容赦ください。

最後の点は、まあみられても差し支えない相手ばかりなので、当面は気にしないことにします。

勉強会で使うとかの用途だとちょっと使えないかもしれないですね。

あと、環境によっては、接続時に接続失敗となることがありました。一度スマホ側で、上記の設定画面を開いて、『ワイヤレスディスプレイの有効化』のチェックを外して、再度チェックを入れたらすんなり接続できました。この辺りは臨機応変に対応する必要がありそうですね。

しばらくはこれで子供の動画を見ることになりそうです。

PHS 解約

長年使ってきた PHS ですが、ワイモバイルが2018年3月をもって、新規契約を停止するというニュースがありましたね。

去年の秋ぐらいに、それを受けてと思われるPHSからワイモバイルケイータイへの移行キャンペーンのDMが届きました。

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ここまでくれば、停波までPHSを使おうかな?と一瞬思いもしましたが、我ながら何を血迷ってるんだと思いなおして、この機に乗り換えることにしました。 キャンペーンを使うと、月額料金も、いままで3000円前後だったのが、通話し放題ありで月額1500円前後に収まりそうです。

キャンペーンの特典は2つ、

  • 『スーパー誰とでも定額』という国内通話が基本的に無料になるプランが、次の機種変更まで無料で使える
  • 機種変更に伴う経緯空く変更事務手数料が無料

というものでした。

地方でPHSだとつながりにくい感じのすることも多かったので、乗り換えた結果は上々です。

ちなみに、新しい端末は Simply というストレート端末です。

www.ymobile.jp

で、どんな需要があるのか、我ながら疑問ですが、せっかくなので歴代の端末をご紹介しておきます。

最初の端末

Panasonic KX-PH35S

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初めて買った携帯電話(というかPHS)。当時はまだ、DDI ポケットだったと思います。 周りと比べても、持ったのは遅いほうでした。 いわゆる普通の携帯電話にするのかPHSにするのか考えて、利用料金の安さからこちらを選んだ覚えがあります。

2台目

SANYO WX310SA

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WX310SA - Wikipedia

契約当時は ウィルコム になってました。 買い換えたきっかけは、さすがに覚えてないのですが、JAVAのゲームとしてパズルボブルが入っていて動いたことを覚えています。

3台目

KYOCERA LIBELIO

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LIBERIO | 京セラ

つい先日まで現役で使っていました。 軽くて小さいところが気に入ってましたが、地方だとPHSは品質が良くないんですよね。ホームアンテナのレンタルまでして使っていました。

まとめ

トータル16年とちょっと使っていたのですが改めて見直すと3台だけでしたね。 自分としてはもっとあったように思っていたのですが、1台あたり平均5年というところでしょうか。

新しい端末の Simply は悪くないのですが、PHS端末(LIBERIO)と比べると、大きい・・・

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左の白いのがPHS、右の黒っぽいのがSimply。

今までと同じように使えるといいんだけどなー。

個人的にはケータイは電話専用機なんで、カメラ・ブラウザ・壁紙表示なんてのはいらないんですが、どんな端末にもついてるんですよねー。 電話・メール・SMSのみ(メールも最悪なくてもOK)でいいんだけど、どっかそんなの出してくれないのかなー。

さくらインターネットのドメイン設定の『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』について

hugo と netlify を使った静的ウェブサイトのホスティングを試していた際に、さくらインターネットの設定で分かりにくいところがあったので、まとめておきます。

ドメイン設定の『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』について

さくらインターネットのレンタルサーバーのコントロールパネルのドメイン設定で

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『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』を選択した場合、 www.mori-soft.com にアクセスできなくなるだけだと思っていました。 (サーバーが見つかりません、などのエラー)

でも、実際は、www を使ってもアクセスできて、

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のようなエラー画面が表示されます。

確かに、さくらインターネットの説明をよく読むと『エラーメッセージが表示されます』とありました。

help.sakura.ad.jp

このエラーメッセージが、さくらインターネットが用意しているエラーメッセージだとは思わなかったということです。

DNS 設定について

なぜ、上記のようなことが気になったかというと、通常選択するであろう『マルチドメインとして使用する』と『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』で DNSのゾーン情報の設定が変わることを期待していたからです。

つまり、

  • 『マルチドメインとして使用する』の場合、 www CNAME @ のレコードが設定される
  • 『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』の場合、wwwに関するレコードが設定されない

と勝手に思ってました。

で、実際のDNS設定を確認してみると、なんと、どちらのオプションを選んだ場合でも、wwwのレコードは、

www CNAME @

となっていました(他のレコードも一切かわりません)。

ネットを調べてみると、下記の記事にもオプションの選択でゾーン設定が変わっていないことが書いてありました。

d.hatena.ne.jp

これってどういうことなんだろうか?

www がサブドメイン名として有効で、さくらインターネットが用意したエラーページが表示されている、ということは、 『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』を選択した場合は、apacheのバーチャルホストの設定か何かを変更して、 常にエラーページを表示するように向けているんだろうな、と思われます。

設定画面(かFAQのページに)もうちょっと詳しく書いてあると分かり易いんですけどね。

なんでこんなことが気になったのか

まあ、状況さえわかったら、特に気にする事でもないんですが、なんでこんなことが気になったのか、最後に書いておきます。 hugo と netlify で作った静的サイトを独自ドメインで運用する設定をやっていたときに、最初、

  • www.mori-soft.com を netlify のサーバー に向けて
  • さくらインターネットのサーバーに来た mori-soft.com は .htaccess で netlify にリダイレクトする

と考えたためです。

それで、上記の『www.を付与せずマルチドメインとして使用する』を試してみた、という次第でした。

まあ、結果的には、 Netlify 側でapexドメインとwwwサブドメインの両方をさばいてくれることになったので、 とくにこのオプションを使う必要はなくなりました。

ご参考までに。